2022年 03月 29日
アジア最終予選を終えて |
最終戦のベトナムとホームでまさかのドロー。 |
残念ながら有終の美を飾ることが出来なかったが、ひとまずは最低限の |
結果である本選行きの切符を出来たことは良かった。 |
総じてこの最終予選を振り返ると、いつもながらの日本代表の弱点というか |
問題点というのがはっきり出てきたように思う。 |
まず、こうしたAマッチのゲームだと初戦のコンディションが非常に悪く、 |
どんな相手でも苦戦をしてしまうこと。 |
そのあとゲームが続くにつれ、連携が取れチームとしてのパフォーマンスも |
上がってくるのだが、かなりのスロースターターで集まってからすぐの |
ゲームで調子が上がらないことが多い。 |
それからいつもの固定メンバーと控え組との差が大きすぎること。 |
これは別に控え組のレベルがレギュラー組と極端に差があるということでは |
なく、連戦の中で徐々に先発組と融合させてきていなかったので、連携が |
ちゃんと取れていない。 |
最終予選でそんなテストはできなかったから、少なくとも2次予選までの |
いくつかのゲームで半分か3分の1、控え組を混ぜて試す機会があったのに |
それを結局やってこなかった。これは選手の問題というよりも森保監督はじめ |
チームマネジメントの問題による。 |
欧州やJで調子が良く、結果を出している選手も呼んで試さなかった。 |
呼んでも結局ゲームで使わなかったという場面も多く、これは非常に問題で |
あったように思う。 |
そのため選手層も(人材はいるのに)厚みを持たせることが出来なかった。 |
次の大会はアジア参加枠が大きく拡大するので、今回ほど苦労せずに |
突破はできると思われるが、本選で結果を出すには代表のコンセプトを |
理解する選手を厚みを持って増やしてゆかないといつまでたっても強豪国 |
と言われるチームと伍して戦っていくことは叶わないだろう。 |
本選の組み合わせ抽選は4月1日に行われる。 |
どの国と同居するにせよ、世界のトップ32が揃うのだし、楽なゲームは |
一つもない。特にアジア勢はその中でもレベルの劣るエリアなわけで |
リーグ突破は相当綿密なスケジュールでもって初戦にピークをもって |
こないと厳しくなるだろう。 |
11月のキックオフまで、どこまでチームを向上させられるか、各選手と |
マネジメントのほうも良く注視してゆきたいことろである。 |
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by scolors2549
| 2022-03-29 22:24
| J-Blue(日本代表)
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